アプリ内課金(IAP)とは、モバイルアプリケーション内で何かを購入することができるアプリ収益化の方法です。これは、アプリのダウンロード費用に加えてアプリ開発者に支払われる料金になります。
アプリ内で実装できるアプリ内課金(IAP)にはどのような種類がありますか?
モバイル開発者がモバイルアプリ内に実装できるIAPには、いくつかの種類があります:
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Consumable: これは最も一般的なタイプのIAPで、ゲームアプリでよく使われます。ユーザーは特定のアイテムの購入代金を支払い、それを使用します。その後、このアイテムはユーザーのアカウントから枯渇し、新たな購入が行われます。
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Non-Consumable: この種のIAPでは、特定のモバイルアプリの機能や製品を一度購入すれば、枯渇することなく繰り返し使用することができます。この例としては、プレミアム機能へのアクセスや、ユーザーアカウントで利用可能な新しい写真フィルターなどがあります。
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Subscriptions: このタイプのIAPは、アプリの機能、製品、またはサービスへの継続的なアクセスをユーザーに提供します。ユーザーは、定期的に(毎週、毎月、毎年)課金されます。ただし、更新のないサブスクリプションもあり、これは通常、特定のシーズンや限られた期間のためのものです。
重要なアプリ内課金(IAP)の指標は?
アプリ内課金(IAP)メトリクスは、アプリのパフォーマンスに関する貴重な洞察を与えてくれます:
- Customer Lifetime Value (LTV) for e.g. X-day IAP LTV/user
- Average Revenue per Paying User (ARPU)
- Daily Active Users (DAU)
Tenjinでアプリ内課金(IAP)をトラッキングするには?
Tenjinでは、レシートデータをSDK(またはS2S)を通して送信することで、アプリ内課金の収益をトラッキングすることができます。このイベントを実装するのはとても簡単で、その手順が記載されたドキュメントをこちらでご覧いただけます。Tenjinでは、アプリ内での不正購入も別途トラッキングすることができ、このデータはTenjinのダッシュボードで見ることができます。
1日あたりのIAP収益とは何ですか?Tenjinではどのように計算されますか?
IAP Revenue per Daily Active Usersは、DAUあたりのIAP収益の平均額です。Tenjinでは、これを以下の計算式で算出します:
IAP収益/ユーザー数