ETL (Extract Transform Load)

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ETLとは、Extract Transform Loadの略です。データパイプライン管理およびデータエンジニアリングで使用される用語で、異なるフォーマットの異なるソースからデータを抽出し、1つのフォーマットに変換することで、単一のデータベースまたはウェアハウスにシームレスに統合してロードします。

ETLプロセスの例とは?

異なるソースから引き出されたデータはすべてETLプロセスを経由します。モバイルアプリケーションのエコシステムでは、ほとんどのダッシュボードは、ETLプロセスを通じて統合されたデータに基づいて構築されています。例えば、Tenjinでは、200以上の広告ネットワークから広告費データを取得し、バックエンドのETLプロセスを通して、ダッシュボードやDataVaultテーブルに広告費、クリック、レポートされたインストールデータなどの指標を表示することができます。データはさらにSDKからインストールデータに接続するように変換され、X-Day ROASなどのメトリクスを表示します。

ETLシステムツールとは?

時には、異なるプラットフォームのデータスタックを統合する必要があります。例えば、Tenjinのアトリビューションやメディエーションのデータを、App Storeや商品分析のデータと統合するような場合です。これを行うには、ユーザーはETLシステムツールを構築し、単一のデータベースですべてのデータを確認できるようにする必要があります。こうすることで、さらにX-Day Mediationベースの獲得ソース別LTV/Userのような新しい指標を計算できるようになります。

しかし、ETLシステムツールは通常、構築に時間とリソースを要し、エラーが発生しやすいという点に注意する必要があります。そのため、私たちはGrowth Fullstackと提携し、この問題を軽減するお手伝いをしています。

Growth Fullstackは、モバイル開発者が簡単にデータスタック変換を構築し、必要なデータを一箇所で取得できるようにするETLシステムツールです。データ統合プロセスが円滑に行われるよう、すべてのETLジョブが標準化、検証、監視、トラブルシューティングされるETLプロセスの完全なシステムを開発しました。Growth FullStackは、ユーザーが選択したデータウェアハウスでカスタムビジュアライゼーションによるダッシュボードの構築を支援します。Growth FullStackの詳細はこちら