- 12 Dec 2022
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カスタムイベント
- 更新日 12 Dec 2022
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カスタムイベント
Tenjinでは、様々な種類のカスタムイベントを分析することが可能です。これらのイベントは、SDKの実装時に設定されます。
管理画面上でANALYZE -> User Acquisitionタブをクリックし、ドロップダウンメニューよりカスタムイベントを選択します。
ドロップダウンでカスタムイベントの一覧が表示されるので、該当のカスタムイベントを選択します。
各カスタムイベントごとにメトリックが表示されます。
日ごとのメトリック
- Users - カスタムイベントを実施したユニークなユーザのカウント
- Counts - イベントの発生回数
- Sum - イベントに付随する値の総和
- Average - イベントに付随する値の平均
獲得日からの経過日数ごとのメトリック
- Users - カスタムイベントを実施したユニークなユーザのカウント
- Cumulative count - 獲得日からの生涯コホート期間内のイベントの総数
- Cumulative sum - 獲得日からの生涯コホート期間内のイベントに付随する値の総和
- Cumulative count per user - 各コホート期間内の1ユーザあたりのイベント発生回数
- Cumulative sum per user - 各コホート期間内の1ユーザあたりのイベントに付随する値の平均
- Participation rate - 獲得後の各日にちごとに、どれくらいの割合のユーザでイベントが発生したか。この値は時間とともに増加または減少する
- Cost per participant - 獲得後の各日にちごとの、各ユーザに対する広告費用
- Cost per event - 獲得後の各日にちごとの、各イベントに対する広告費用
カスタムイベントの確認方法
まず、画面の左側で対象のアプリをフィルターします。次に、例として、対象のカスタムイベント「use_hint」を選択します。
上記の例では、4/1から6/30までの期間に、
- 「use_hint」イベントを実行したユーザーは949人
- 「use_hint」イベントを合計950 回受信
- インストール後3日目に、10人のユーザーが「use_hint」を実行
- インストール後3日コホート内に、新しいユーザー (日付範囲内にインストールしたユーザー) は合計941回の「use_hint」アクションを実行
- インストール後3日目に、新規ユーザーの0.05%が「use_hint」を実行
行をクリックして展開すると、子行には、チャネル別の内訳が表示されます。
「use_hint」チャートは、アプリの有効期間中の各ユーザーについて、平均して実行された「use_hint」イベントの数を示しています。 2日目までに、各ユーザーが平均 0.048 の「use_hint」イベントを実行したことがわかります。
同様に、778 人のユーザーが0日目に「use_hint」を実行したことがわかります。
左側のGroup Byをchannelsまたはcampaignsに変更して内訳を確認し、どのキャンペーンが最も多くの「use_hint」イベントを引き起こしたかを判断することもできます。
Tenjin SDKで追跡する必要があるカスタムイベントの例は?
Tenjin SDKを使用すると、カスタムイベントを送信することで、ユーザーの行動に関するインサイトを得ることができます。大まかに言うと、アプリ内でユーザー値が関連付けられる可能性がある場所ならどこでも、カスタムイベントの実装が可能です。各イベントには、オプションの数値が関連付けられている場合があります。これらのイベントが発生する頻度、発生源、コスト、およびイベントの価値を確認することできます。
有用なカスタムイベントの例としては、次のようなものがあります。
- チュートリアル突破
- Facebookコネクト
- レベル達成
- インバイト送信 (Facebook, Twitter, SMSなどの個別のイベント)
- 仮想通貨購入(イベントのバリュー値として通貨の額を送信できます)
ファネル
ある種の「ファネル」または「シーケンシャル」アクティビティを追跡したい場合があります。たとえば、登録の完了 -> チュートリアルの完了 -> レベル 1 の完了です。これらのユーザーの段階をファネルで追跡する必要がある場合、Tenjin SDKではこれを自動的にトラックしないので、各ステージごとのカスタムイベントを発行する必要があります。この例では、ステージは stage-1-registration-complete、stage-2-reg-and-tutorial-complete、および stage-3-reg-tut-level1-complete になります。
悪い例
カスタム イベントを使用してユーザー属性を送信しないでください。次のようなイベントは送信しないでください。
- ユーザのIPアドレス
- ユーザのFacebook ID
- ユーザの地理情報
- デバイス情報
カスタムイベントの値を決定するとき、次の質問のほとんどに「はい」と答えられるはずです。
- これはユーザーによって実行されたアクションか?
- イベントが実行された時刻は関連しているか?
- 発生頻度は重要かどうか?
- カスタムイベント値の平均または合計は重要かどうか?
カスタム イベントは、請求対象の月間イベント数に含まれることに注意してください。ご不明な点がございましたら、support@tenjin.com までお問い合わせください。