- 18 Jul 2024
- 6 分
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- DarkLight
Unity SDK
- 更新日 18 Jul 2024
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Unity SDK実装ガイド
- 過去のバージョン履歴については、こちらのリリースノートを御覧ください。
- iOSおよびAndroidのドキュメントをご確認いただき、ビルドに適切なプラットフォーム設定を適用ください。
- ご質問がある方は、support@tenjin.comまでお問い合わせください。
Unity SDK v1.12.29またはそれより以前のバージョンを使用している場合は、SDKの実装を完了する前に、これらの手順に従ってください。
iOSでコンパイルするときに次のエラーが発生した場合: 「Library not loaded: @rpath/TenjinSDK.framework/TenjinSDK」 「Frameworks, Libraries and Embedded Content」に移動して、TenjinSDK を追加し、「Embed & Sign」を選択する必要があります。
古いTenjin SDKバージョンの「libTenjinSDK.a」や「libTenjinSDKUniversal.a」がある場合は、それらを削除し、「pod install」を実行してください。
目次
- SDK実装手順
- インプレッションレベル広告収益
- テスト
SDK実装手順
- こちらより最新のUnity SDKをダウンロードします。
- お客様のプロジェクト上の
Assets -> Import Package
上で、TenjinUnityPackage.unitypackage
をインポートします。
Androidについての重要事項
Tenjinが最新の機能と修正でシームレスに動作することを保証するため、Mavenを介して Tenjin Android SDKを配布しているため、Maven (Gradle)の依存関係が最新であることを確認してください。一部の開発者が依然として古いバージョンを使用していることが確認されており、その場合は問題が発生する可能性があります。
Android Studioを通じてビルドする場合は、必ずGradle同期を実行して依存関係を更新してください。Android Studioを使用しない場合は、次の手順に従ってUnityの依存関係を更新してください。
- Unityを起動。
- Assets > External Dependency Manager > Android Resolverに移動。
- Force Resolveを選択して、Gradleの依存関係を最新バージョンに更新します。
Googleプレイストア
デフォルトでは、unspecifiedがデフォルトのAppStoreです。アプリをGooglePlayストアで配布する場合は、アプリストアの値をgoogleplayに更新します。
App StoreTypeの値を googleplay
に設定します。
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("<SDK_KEY>");
instance.SetAppStoreType(AppStoreType.googleplay);
manifestファイルに下記のパーミッションを追加します。
<uses-permission android:name="android.permission.INTERNET" />
<uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_NETWORK_STATE" /> <!-- Required to get network connectivity (i.e. wifi vs. mobile) -->
2022年4月1日より、ターゲットAPIレベルが32(Android 13)のアプリでGoogle広告IDを取得するには、下記のパーミッションが必要となります。できるだけ早く下記パーミッションの追加をお願いいたします。 下記のパーミッションを使用するには、1.12.8以上のバージョンのAndroid SDKを使用する必要があります。
<uses-permission android:name="com.google.android.gms.permission.AD_ID"/>
Android広告ID (AAID)とインストールリファラ
Android広告ID(AAID)とインストールリファラライブラリを追加してください。下記の通り、build.gradle
ファイルに追加します。
dependencies {
implementation 'com.google.android.gms:play-services-ads-identifier:{version}'
implementation 'com.android.installreferrer:installreferrer:{version}'
}
Metaインストールリファラ実装
Metaインストールリファラー を収集できるようにするには、次のクエリをAndroid マニフェストに追加します。
<queries>
<package android:name="com.facebook.katana" />
</queries>
<queries>
<package android:name="com.instagram.android" />
</queries>
また、下記をstrings.xml
ファイルに追加します。YOUR_META_APP_IDはお使いのアプリのMeta App IDになります。
<string name="facebook_app_id" translatable="false">YOUR_META_APP_ID</string>
Amazonストア
デフォルトでは、unspecifiedがデフォルトのAppStoreです。アプリをAmazonストアで配布する場合は、アプリストアの値をamazonに更新します。
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("<SDK_KEY>");
instance.SetAppStoreType(AppStoreType.amazon);
他アンドロイドアプリストア
TenjinはAndroidのOAIDを使用したAndroidアプリストアのトラッキングをサポートしています。OAIDライブラリを実装した場合のオプションは下記の通りです。Google Play以外のアプリを開発する場合は、OAIDライブラリの実装が必須です。
MSA OAID
MSA OAIDは、MSA (Mobile Security Alliance)が提供する、中国で製造されるデバイスで取得可能な広告IDです。MSAライブラリを実装する場合は, oaid_sdk_1.0.25.aarをダウンロードします。oaid_sdk_1.0.25.aar
ファイルを、プロジェクトのAndroidライブラリディレクトリに配置してください。:/Assets/Plugins/Android
次に、下記の通りアプリストアタイプの値をother
に設定します。
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("<SDK_KEY>");
instance.SetAppStoreType(AppStoreType.other);
Huawei OAID
中国以外では、Huaweiによって提供されるOAIDを取得することが可能です。Huawei OAIDライブラリを実装するには、次のHuawei AARファイル: huawei-ads-identifier.aarをダウンロードしてください。
アプリギャラリーにアプリを登録する場合は、Huaweiのインストールリファラファイル:huawei-ads-installreferrer.aarをダウンロードしてください。それらのHuaweiファイルを、プロジェクトのAndroidライブラリディレクトリに配置してください。:/Assets/Plugins/Android
次に、下記の通りアプリストアタイプの値をother
に設定します。
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("<SDK_KEY>");
instance.SetAppStoreType(AppStoreType.other);
難読化設定
-keep class com.tenjin.** { *; }
-keep public class com.google.android.gms.ads.identifier.** { *; }
-keep public class com.google.android.gms.common.** { *; }
-keep public class com.android.installreferrer.** { *; }
-keep class * extends java.util.ListResourceBundle {
protected java.lang.Object[][] getContents();
}
-keepattributes *Annotation*
Huaweiのライブラリを使用している場合、下記の設定を行ってください。
-keep class com.huawei.hms.ads.** { *; }
-keep interface com.huawei.hms.ads.** { *; }
SDK初期化
Appsページから
SDK_KEY
を取得します。注:SDK_KEY
はアプリごとに一意です。同じアプリに対して最大3つまでキーを作成できます。プロジェクト内の初回の
Start()
メソッド内で、下記のコードを追加します。また、バックグラウンド復帰時にもセッション情報を送信する場合は、OnApplicationPause()
にも追加します。using UnityEngine; using System.Collections; public class TenjinExampleScript : MonoBehaviour { void Start() { TenjinConnect(); } void OnApplicationPause(bool pauseStatus) { if (!pauseStatus) { TenjinConnect(); } } public void TenjinConnect() { BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("<SDK_KEY>"); // Sends install/open event to Tenjin instance.Connect(); } }
注: このコードは、アプリの初回起動だけでなく、すべての Start()
と OnApplicationPause()
に実装するようにしてください。推奨事項に従わない場合は、適切なサポートを提供できないか、アカウントが停止される可能性があります。
アプリストア設定
下記の3つのアプリストアのオプションをサポートしています。
- googleplay
- amazon
- other
デフォルトでは, unspecifiedがアプリストアの設定になります。特定のアプリストアにパブリッシュする場合は、アプリストアを適切な値に設定してください。otherのアプリストアはHuaweiアプリギャラリーやその他のアプリストアで使用されます。
AndroidManifest.xml
:
<meta-data
android:name="TENJIN_APP_STORE"
android:value="{{SET_APP_STORE_TYPE_VALUE}}" />
SetAppStoreType()
:
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("<SDK_KEY>");
instance.SetAppStoreType(AppStoreType.{{SET_APP_STORE_TYPE_VALUE}});
ATTrackingManager (iOS)
- iOS 14では、ATTrackingManagerを使用して許可プロンプトを表示し、ユーザをオプトイン/オプトアウトする事が可能です。
- デバイスがトラッキングの許可を行わない場合は、IDFAはゼロとなります。デバイスがトラッキングの許可を行った場合、
connect()
メソッドを通じてIDFAがサーバ側に送られます。
using UnityEngine;
using System.Collections;
using UnityEngine.iOS;
public class TenjinExampleScript : MonoBehaviour {
void Start() {
TenjinConnect();
}
void OnApplicationPause(bool pauseStatus) {
if (!pauseStatus) {
TenjinConnect();
}
}
public void TenjinConnect() {
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("SDK_KEY");
#if UNITY_IOS
if (new Version(Device.systemVersion).CompareTo(new Version("14.0")) >= 0) {
// Tenjin wrapper for requestTrackingAuthorization
instance.RequestTrackingAuthorizationWithCompletionHandler((status) => {
Debug.Log("===> App Tracking Transparency Authorization Status: " + status);
// Sends install/open event to Tenjin
instance.Connect();
});
}
else {
instance.Connect();
}
#elif UNITY_ANDROID
// Sends install/open event to Tenjin
instance.Connect();
#endif
}
}
ATT許可プロンプトの表示
AppleのATTガイドラインに準拠するには、ATT許可プロンプトの説明を入力し、アプリケーションへの許可リクエストを実装する必要があります。
注: ゲーム内で広告を配信する前に、許可リクエストを実装する必要があります。
ユーザー追跡の説明の設定
XcodeプロジェクトのInfo.plist
ファイル内のNSUserTrackingUsageDescription
キーを使用して説明の内容を設定します。デバイス追跡データの使用許可を要求している理由をユーザーに通知するメッセージを提供する必要があります。
- Xcodeプロジェクトナビゲータで、
Info.plist
ファイルを開きます。 - プロパティリストエディタの任意のキーの横にある追加ボタン(+)をクリックして、新しいプロパティキーを作成します。
- キー名
NSUserTrackingUsageDescription
を入力します。 - 文字列値のタイプを選択します。
- 値フィールドにアプリ追跡のメッセージを入力します。いくつかの例が含まれます:
- お客様のデータを使用して、より優れたパーソナライズされた広告エクスペリエンスを提供します。
- 使用しているアプリ、使用しているデバイス、使用している国に基づいて、最も興味のあるアプリや製品の広告を表示するようにしています。
- 私たちは、あなたが使用するアプリに基づいて、あなたにとって最も興味深いアプリや製品の広告を表示しようとします。
注: Appleは、プライバシー関連の機能に直面しているすべてのエンドユーザーの許容可能な使用とメッセージングを定義する特定のアプリストアガイドラインを提供しています。Tenjinは法律上の助言を提供していません。したがって、このページの情報は、お客様のビジネスとプロセスの法的要件、およびそれらに対処する方法を決定するための法的手段の代替ではありません。
SKAdNetworkとコンバージョンバリュー
SKAdNetworkの導入に従って, TenjinではupdatePostbackConversionValue(_:)
のラッパーメソッドを用意しています。このメソッドは、該当のSKAdNetworkのメソッドをコールし、コンバージョンバリューをTenjinのサーバに送信します。
updatePostbackConversionValue(_:)
の6ビットの値はアプリ内イベントに対応する値で、バイナリ値ではなく0-63の間の整数値である必要があります。これ以外の数値の場合、サーバ側でエラーとなります。
SKAdNetwork 4.0がサポート対象となるiOS 16.1以降で、coarseValue(文字列、可能な引数はlow
、medium
, high
)とlockWindow(真偽値)を更新ポストバックメソッドのパラメーターとして送信できるようになりました。
updatePostbackConversionValue(_ conversionValue: Integer, coarseValue: String)
updatePostbackConversionValue(_ conversionValue: Integer, coarseValue: String, lockWindow: Bool)
SKAdNetwork 4.0に対応したiOSバージョン16.1以降では、このメソッドを何度でも呼び出すことができ、コンバージョンバリューを以前の値よりも低くしたり高くしたりできます。
4.0より前のSKAdnetWorkバージョンをサポートする16.1より前のiOSバージョンの場合、このメソッドを呼び出すと、SDKが自動的にiOSバージョンを検出し、conversionValueのみを更新します。
using UnityEngine;
using System.Collections;
public class TenjinExampleScript : MonoBehaviour {
void Start() {
TenjinConnect();
}
void OnApplicationPause(bool pauseStatus) {
if (!pauseStatus) {
TenjinConnect();
}
}
public void TenjinConnect() {
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("SDK_KEY");
#if UNITY_IOS
// Sends install/open event to Tenjin
instance.Connect();
// Sets SKAdNetwork Conversion Value
// You will need to use a value between 0-63
instance.updatePostbackConversionValue(<0から63までの整数値>);
// For iOS 16.1+ (SKAN 4.0)
instance.updatePostbackConversionValue(<0から63までの整数値>, "medium");
instance.updatePostbackConversionValue(<0から63までの整数値>, "medium", true);
#elif UNITY_ANDROID
// Sends install/open event to Tenjin
instance.Connect();
#endif
}
}
SKAdNetworkとiOS 15+広告主向けポストバック
SKAdNetworkのポストバックにおいて、Tenjinを送信先に設定するためには、下記をご設定ください。
- XCodeのプロジェクトナビゲーターで、
Info.plist
を選択します。 - プロパティリストエディタ上で、keyのそばの追加ボタン(+)をクリックし、リターンを押下します。
NSAdvertisingAttributionReportEndpoint
をkeyの名称として入力します。- Typeのカラムで、ポップアップメニューからStringを選択します。
https://tenjin-skan.com
を入力します。
これらのステップは、Appleのインストラクション: https://developer.apple.com/documentation/storekit/skadnetwork/configuring_an_advertised_app を基にしています。
GDPR
GDPRへの対応において、Tenjin SDKではデバイス/ユーザのオプトイン, オプトアウトおよび各デバイスパラメータのオプトイン, オプトアウトが可能です。OptOut()
メソッドにより、Tenjinにリクエストが送られることはありません。
オプトイン, オプトアウトの具体例:
void Start () {
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("SDK_KEY");
boolean userOptIn = CheckOptInValue();
if (userOptIn) {
instance.OptIn();
}
else {
instance.OptOut();
}
instance.Connect();
}
boolean CheckOptInValue()
{
// check opt-in value
// return true; // if user opted-in
return false;
}
特定のデバイスパラメータをオプトイン,オプトアウトするには
OptInParams()
またはOptOutParams()
メソッドを使用します。OptInParams()
メソッドにより指定されたパラメータのみを送信します。OptOutParams()
メソッドにより、指定されたパラーメータ以外のパラメータを送信します。注意点:Tenjin上で正しくユーザをトラッキングするには、下記のパラメータが必須となります。
- Android
advertising_id
- iOS
developer_device_id
- Android
IMEI
またはOAID
を使用したネットワークでプロモーションを実施する場合は、下記のパラメータが必須となります。imei
oaid
Google Adsでプロモーションを行う場合は、下記のパラメータが必須となります。
platform
os_version
app_version
os_version_release
locale
device_model
build_id
特定のデバイスパラメータのみを取得するには、OptInParams()
を使用します。下記具体例では、ip_address
, advertising_id
, developer_device_id
, limit_ad_tracking
, referrer
, and iad
のみを取得しています。
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("SDK_KEY");
List<string> optInParams = new List<string> {"ip_address", "advertising_id", "developer_device_id", "limit_ad_tracking", "referrer", "iad"};
instance.OptInParams(optInParams);
instance.Connect();
特定のデバイスパラメータ以外のパラメータを取得するには、OptOutParams()
メソッドを使用します。下記具体例では、locale
, timezone
, and build_id
以外のパラメータを送信しています。
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("SDK_KEY");
List<string> optOutParams = new List<string> {"locale", "timezone", "build_id"};
instance.OptOutParams(optOutParams);
instance.Connect();
CMPを用いたオプトイン/アウト
ユーザーのデバイスにすでに保存されている CMP同意 (目的 1)の情報を使用して、Tenjin SDKを自動的にオプトインまたはオプトアウトできます。このメソッドは、オプトインかオプトアウトかを示すブール値を返します。
OptInOutUsingCMP()
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("<SDK_KEY>");
optInOut = instance.OptInOutUsingCMP();
デバイスパラメータ
パラメータ | 詳細 | プラットフォーム | 参照 |
---|---|---|---|
ip_address | IP Address | All | |
advertising_id | 広告ID | All | Android, iOS |
developer_device_id | ベンダーID | iOS | iOS |
oaid | Open Advertising ID | Android | Android |
imei | Device IMEI | Android | Android |
limit_ad_tracking | limit ad tracking enabled | All | Android, iOS |
platform | platform | All | iOS or Android |
referrer | Google Play Install Referrer | Android | Android |
iad | Apple Search Adパラメータ | iOS | iOS |
os_version | OSバージョン | All | Android, iOS |
device | デバイス名 | All | Android, iOS (hw.machine) |
device_manufacturer | デバイス製造元 | Android | Android |
device_model | デバイスモデル | All | Android, iOS (hw.model) |
device_brand | デバイスブランド | Android | Android |
device_product | デバイスプロダクト | Android | Android |
device_model_name | デバイスマシン | iOS | iOS (hw.model) |
device_cpu | デバイスCPU | iOS | iOS (hw.cputype) |
carrier | キャリア | Android | Android |
connection_type | セルラーまたはWifi | Android | Android |
screen_width | デバイススクリーン幅 | Android | Android |
screen_height | デバイススクリーン高さ | Android | Android |
os_version_release | リリース時OSバージョン | All | Android, iOS |
build_id | ビルドID | All | Android, iOS (kern.osversion) |
locale | デバイスロケール | All | Android, iOS |
country | ロケール国 | All | Android, iOS |
timezone | タイムゾーン | All | Android, iOS |
アプリ内課金イベント
iOSレシート検証
iOSのレシート検証には、transactionId
とreceipt
が必要です。(signature
にはnull
がセットされます) receipt
にはUnityから受け取ったレシートのPayload
(base64エンコードのASN.1レシート)を設定してください。
注:サブスクリプション課金の場合、 管理画面よりIAP shared secretを該当のアプリに追加してください。iOSのShared secretは、iTunes Connectのコンソールで > Select your app > Features > In-App Purchases > App-Specific Shared Secret より取得できます。
Androidレシート検証
Google Playアプリストア
Google Playのレシート検証には、receipt
とsignature
が必要です。(transactionId
にはnull
がセットされます)
重要: 管理画面のAppsタブ -> 該当のAndroidアプリ -> Editより、Public Keyを入力してください。Publick KeyはBase64でエンコードされたRSA公開キーで、Google Playデベロッパーコンソールの選択したアプリ > Monetize > Monetization setup > Google Play Billing > Licensing: Base64-encoded RSA public key、の箇所から取得できます。
Tenjinに送る前に必ず課金イベントを「承認」してください。詳しくはこちらをお読みください。
Amazonアプリストア
Amazonストアのレシート検証にはreceiptId
とuserId
が必要です。
IMPORTANT: Amazonアプリの共有キーをTenjinダッシュボードに追加する必要があります。共有キーは、Amazon Appstore accountより取得可能です。
実装例
以下の例では、JSONデシリアライズに広く使用されているMiniJSONライブラリを使用しています。
public static void OnProcessPurchase(PurchaseEventArgs purchaseEventArgs) {
var price = purchaseEventArgs.purchasedProduct.metadata.localizedPrice;
double lPrice = decimal.ToDouble(price);
var currencyCode = purchaseEventArgs.purchasedProduct.metadata.isoCurrencyCode;
var wrapper = Json.Deserialize(purchaseEventArgs.purchasedProduct.receipt) as Dictionary<string, object>; // https://gist.github.com/darktable/1411710
if (null == wrapper) {
return;
}
var store = (string)wrapper["Store"]; // GooglePlay, AmazonAppStore, AppleAppStore, etc.
var payload = (string)wrapper["Payload"]; // For Apple this will be the base64 encoded ASN.1 receipt. For Android, it is the raw JSON receipt.
var productId = purchaseEventArgs.purchasedProduct.definition.id;
#if UNITY_ANDROID
if (store.Equals("GooglePlay")) {
var googleDetails = Json.Deserialize(payload) as Dictionary<string, object>;
var googleJson = (string)googleDetails["json"];
var googleSig = (string)googleDetails["signature"];
CompletedAndroidPurchase(productId, currencyCode, 1, lPrice, googleJson, googleSig);
}
if (store.Equals("AmazonApps")) {
var amazonDetails = Json.Deserialize(payload) as Dictionary<string, object>;
var amazonReceiptId = (string)amazonDetails["receiptId"];
var amazonUserId = (string)amazonDetails["userId"];
CompletedAmazonPurchase(productId, currencyCode, 1, lPrice, amazonReceiptId, amazonUserId);
}
#elif UNITY_IOS
var transactionId = purchaseEventArgs.purchasedProduct.transactionID;
CompletedIosPurchase(productId, currencyCode, 1, lPrice , transactionId, payload);
#endif
}
private static void CompletedAndroidPurchase(string ProductId, string CurrencyCode, int Quantity, double UnitPrice, string Receipt, string Signature)
{
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("SDK_KEY");
instance.Transaction(ProductId, CurrencyCode, Quantity, UnitPrice, null, Receipt, Signature);
}
private static void CompletedIosPurchase(string ProductId, string CurrencyCode, int Quantity, double UnitPrice, string TransactionId, string Receipt)
{
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("SDK_KEY");
instance.Transaction(ProductId, CurrencyCode, Quantity, UnitPrice, TransactionId, Receipt, null);
}
private static void CompletedAmazonPurchase(string ProductId, string CurrencyCode, int Quantity, double UnitPrice, string ReceiptId, string UserId)
{
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("SDK_KEY");
instance.TransactionAndroid(ProductId, CurrencyCode, Quantity, UnitPrice, ReceiptId, UserId);
}
免責事項: Tenjinで初めて課金イベントを実装する場合は、課金データを使用してユーザー獲得キャンペーンを拡大する前に、使用している他のツールでデータが正しいことを確認してください。
新しい設定により、アプリストアの収益手数料を15%または30%の間で選択可能です。
- CONFIGURE --> Appsをクリック。
- アプリを選択。
- App Store Commissionのセクションで、Editをクリック
- アプリストア手数料として30%または15%を選択。
- 開始日と終了日を選択します。 (終了日を指定しない場合は、終了日を空白のままにすることもできます)
- Saveをクリックします (注: 15%の手数料は変更を加えた日付以降に適用され、過去日付には適用されません。そのため、変更を行う日付から以降の開始日を設定してください)。
サブスクリプション
各サブスクリプション期間中に1度だけサブスクリプショントランザクションを送ってください。(例えば、月ごとのサブスクリプションの場合、1月に1度のトランザクション)
iOSでサブスクリプション課金がある場合は、アプリのPublic KeyをTenjin管理画面上に追加して下さい。 アプリごとのShared SecretはiTunesコネクトのコンソール上で、アプリを選択 >
Features
>In-App Purchases
>App-Specific Shared Secret
から取得できます。iOSサブスクリプションの詳細については、こちらのドキュメントをご確認下さい。
Androidサブスクリプションの詳細については、こちらのドキュメントをご確認下さい。
カスタムイベント
重要: カスタムイベント名は80文字以内に収めて下さい。また、ユニークなカスタムイベントの種類は500種類までにしてください。
お使いのUnityプロジェクトにてAssetsフォルダを含めます。
プロジェクト上で下記のメソッドを実装します。
Tenjin.getInstance("<SDK_KEY>").SendEvent("name")
イベント名、値を同時に送る場合には下記のメソッドを実装します。
Tenjin.getInstance("<SDK_KEY>").SendEvent("nameWithValue","value")
value
はinteger型としてください。value
がintegerでない場合、イベントは送信されません。
下記がコードの例です。
void MethodWithCustomEvent(){
//event with name
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance ("SDK_KEY");
instance.SendEvent("name");
//event with name and integer value
instance.SendEvent("nameWithValue", "value");
}
.SendEvent("name")
は例えば、アプリ内のマイルストーンなどで実行されます。例えば、tutorial_complete
、registration
、level_1
などです。
.SendEvent("name", "value")
は特定のイベントに値を付随したい場合に使われます。例えば、("coins_purchased", "100")
とするとコイン購入イベントでのコインの総数や平均を計算することができます。
サーバ間インテグレーション
Tenjinはサーバ間のインテグレーションもサポートしております(有償のプロダクト)。これにより、SDKの実装を必要とせずに、インストールおよびインストール後のイベントをサーバーからTenjinサーバーに直接送信できるようになります。ドキュメントをご覧になりたい方は、support@tenjin.comまでメールをお送りいただき、料金についてご相談ください。
アプリサブバージョン
A/Bテストを実施する場合、appendAppSubversion
メソッドを用いて、アプリバージョンに固定の数値を付加することが可能です。例えば、アプリのバージョンが1.0.1
でappendAppSubversion: @8888
をセットすると、レポートされるアプリバージョンは
1.0.1.8888
となります。データボルトを用いれば、このアプリバージョンごとのパフォーマンスを分析することが可能です。
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("<API KEY>");
instance.AppendAppSubversion(8888);
instance.Connect();
Live Opsキャンペーン
アプリ開発者は、自社サーバーまたはTenjinと連携していないネットワークにカスタムでコールバックを送信できます。これにより、開発者はこれらのユーザーレベルの属性データをリアルタイムで収集して分析できます。以下は、Tenjinのカスタムコールバックを使用した使用例です。
内製のデータ分析ツールがある場合、カスタム コールバックを使用すると、デバイス レベルごとに属性データをゲーム内データに関連付けることができます。
ユーザーのアトリビューションソースに応じて、さまざまなアプリコンテンツを表示します。たとえば、ユーザーAがオーガニックに関連付けられ、ユーザーBがFacebookに関連付けられているとします。ユーザー Bの方がアプリに関心を持っている可能性が高いため、ユーザーがアプリをインストールした後に特別なゲーム内オファーを表示することができます。
より具体的な使用例について相談をご希望の場合は、Tenjinのサクセスマネージャーまでお問い合わせください。
Live Opsキャンペーンは有償のプロダクトとなります。料金については、お客様のアカウントマネージャまでお問い合わせください。
カスタマーユーザID
イベントのパラメーターとして送信するカスタマーユーザIDを設定および取得できます。
.SetCustomerUserId("user_id")
.GetCustomerUserId()
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("<SDK_KEY>");
instance.SetCustomerUserId("user_id");
string userId = instance.GetCustomerUserId();
Analytics Installation ID
下記のメソッドを用いて、ランダムに生成され、デバイスのローカルストレージに保存されているユニークなAnalytics IDを取得できます。
GetAnalyticsInstallationId()
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("<SDK_KEY>");
analyticsId = instance.GetAnalyticsInstallationId;
イベントのキャッシュ/リトライ
リクエストが失敗した場合、またはユーザーがインターネットに接続していない場合のイベントとIAPの再試行とキャッシュを有効/無効にできます。これらのイベントは、新しいイベントがキューに追加され、ユーザーが接続を回復した後に送信されます。
.SetCacheEventSetting(true)
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("<SDK_KEY>");
instance.SetCacheEventSetting(true);
インプレッションレベル広告収益の実装
Tenjinでは下記のメディエーションプロバイダにおいて、インプレッションレベルの広告収益(ILRD)をサポートしています。
- AppLovin
- Unity LevelPlay
- HyperBid
- AdMob
- Topon
- CAS
- TradPlus
この機能を使用すると、ユーザーへの広告のインプレッションごとに広告収益に対応するイベントを受け取ることができます。この機能を有効にするには、以下の手順に従ってください。
ILRDは有償のプロダクトとなります。料金については、お客様のアカウントマネージャまでお問い合わせください。
Google DMAパラメータ
すでにCMPが実装されている場合、Google DMAパラメータはTenjin SDKによって自動的に収集されます。 Tenjin SDKでの追加実装は必要ありません。 CMPをオーバーライドしたい場合、または独自の同意メカニズムを使用したい場合は、以下メソッドを使用できます。
SetGoogleDMAParameters(bool, bool)
BaseTenjin instance = Tenjin.getInstance("<SDK_KEY>");
instance.SetGoogleDMAParameters(adPersonalization, adUserData);
Google DMAパラメータの収集を明示的に管理するために、いつでも柔軟にオプトインまたはオプトアウトできます。デフォルト設定はオプトインですが、OptInGoogleDMAまたはOptOutGoogleDMAメソッドを使用して設定を簡単に調整でき、データプライバシー設定を制御できます。
instance.OptInGoogleDMA();
instance.OptOutGoogleDMA();
テスト
実装が正しくできているかどうかを確認するには、SDK Live Dataを使用します。管理画面のDIAGNOSE-> Test devicesより、テストデバイスのリストにadvertising_id
を追加します。SDK Live Dataにアクセスして、アプリからテストイベントを送信します。イベントがリアルタイムで確認できます。