DataVault ™
DataVault は、Tenjinが提供するサービス型データウェアハウスです。このプラットフォームでは、ローデータでしかアクセスできないディメンションや指標に基づいて、カスタムコホートレポートを作成できます。
DataVaultのさまざまなユースケース、スキーマ、セットアップの詳細については、こちらのページを参照してください。
DataVaultとは何ですか?
DataVaultは、Tenjinによって構築・保守されているデータウェアハウスです。ローデータだけでなく、X-day LTV/ユーザーなどの計算データにもアクセスできます。Amazon Redshift上に構築され、IDによって結合された様々なソースのデータが保存されています。このデータベースはTenjinによって保守されているため、Tenjinのお客様はトラブルシューティング、データパイプラインの設定、データエンジニアリングのタスクについて心配する必要はありません。計算されたメトリクスデータにより、X-day ROASなどの複雑なメトリクスを一から計算する必要がなくなり、作業が簡素化されます。
DataVault の主な使用例は何ですか?
TenjinのDataVaultには様々なユースケースがあります。DataVaultの主なユースケースの一つは、ユーザーが生データにアクセスし、Tenjinダッシュボードで得られるものよりも詳細な分析を実行できるようにすることです。こうした分析の例として、カスタムメトリクスの構築、類似オーディエンス構築のためのデータ抽出、カスタム不正分析、より詳細なアプリ内購入レポートへのアクセス、カスタムイベントデータの抽出、そして任意のイベントによるユーザーコホートの作成などが挙げられます。
DataVaultを使用すると、ユーザーはローデータにアクセスできるため、TenjinデータをFirebase、GameAnalytics、Mediationデータなどの他のソースのデータに接続して比較することもできます。 自分でデータを結合することも、Growth Fullstackなどのサービスを使用して自動的に結合することもできます。
DataVaultをいつ使用するべきですか?
成長段階にあり、独自のビジネスインテリジェンスを構築するリソースが不足しているものの、Tenjinダッシュボードよりも詳細なレポートを利用したいお客様には、DataVaultのご利用をお勧めします。
例えば、7日目のLTVが最も高いユーザー(製品XYZを購入したユーザー)を獲得したアドネットワークをトラックしたいとします。アトリビューションデータをレポートコホートメトリクステーブルと結合し、イベントテーブルを結合することで、購入商品IDをフィルター処理できます。
DataVaultは、独自のメトリクスを使用してカスタムダッシュボードやビジュアライゼーションを構築したい場合にも使用できます。